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情報セキュリティ大学院大学教授 兼 横浜市CIO補佐監

内田 勝也


1.犯行予告書き込みで逮捕相次ぐ

2.金融危機波及で下方修正相次ぐ

3.クラウド・コンピューティング

 インターネットは匿名性があるとの考えが必ずしも正しくないことを多くの人達に知らせた点で、その意義は大きい。

 金融危機は米国だけの問題でなく、最も影響が少ないと言われていた日本にも非常に大きな影響をもたらしている。

 クラウドコンピューティングは、言葉が先行している感があり、セキュリティの確保、リスクをどの様に考えるかは、来年の課題になるであろう。

デジタルメディア コンサルタント

江口 靖二


1.ダビング10実施で混乱

2.ソフトバンクがiPhoneを発売

3.ネットブックが相次ぎ登場、価格下げも

 ダビング10問題はテレビ局と権利者側のどちらもが一般市民からはすっかり乖離した議論であって両者共にそっぽを向かれなければいいのだが。

 iPhoneはネットワークを持ち歩くということの可能性を具体的に示した。

 ネットブックは単なる安価なノートPCというだけでは収まらない気配だ。来年はネットブックがiPhoneと同じようにモバイルネットワーク端末、ユビキタス端末として開花するに違いない。

中央大学大学院戦略経営研究科助教

折田 明子


1.google「ストリートビュー」が話題に

2.犯罪予告で逮捕相次ぐ

3.ネットブックが相次ぎ登場、価格下げも

 まず1位には、衝撃的だったストリートビュー。使い始めたら何時間も夢中になって懐かしい場所を訪れまくっていたが、同時に「見られている」ことに無自覚なまま「見られてしまう」という状態が恐ろしくもあった。しかし、だからこそ感情論でなく、きちっと何が問題で、何がメリットなのかを構造的に整理すべきと思う。

 2位は、犯罪予告と逮捕について。予告.inというネット上の犯罪予告を通報するサイトも登場したが、これによっていかようにも解釈できる文言を犯罪予告と読んでしまう可能性も否定できない。そもそもネットの書き込みは、IPアドレスや発信元から本人を特定することもできるし、投稿の蓄積は人物像を浮かび上がらせる。思ったより匿名性が低い場であることを周知すべきであろう。

 3位はネットブックの登場。この原稿もEeePCで書いている。1990年代中盤に、UNIXサーバにX端末からアクセスして、メール送受信やブラウズをしていたことを思い出した。

経済評論家、公認会計士

勝間 和代


1.割賦販売制で端末販売が減少

2.光回線がADSL逆転

3.韓国で女優がネットの書き込みを苦に自殺

 割賦販売制で端末販売が減少したのは携帯のビジネスモデルと発展に、大きなインパクトを与えます。これから、進展のスピードが鈍るでしょう。

 光回線がADSLを逆転したのも新しい話題です。ネットコンテンツも、ますます、音声や動画への移行が重要になるでしょう。

 韓国で女優がネットの書き込みを苦に自殺したのは善意を前提としたネットのモデルに限界がきたことを示しています。

富士通経営執行役 米州副総代表

加藤 幹之


1.金融危機波及で下方修正相次ぐ

2.MSがヤフーに買収提案

3.松下、「パナソニック」へ社名変更

 9月のリーマンブラザーズショック以降、世界は未曾有の経済危機に突入した。金融に始まったこの混乱は、ITを含む全産業分野に及ぶものである。

 IT分野でも下方修正が続いているが、この傾向は来年も続く恐れがある。IT分野も再編成を余儀なくされるものと思われる。大型の買収や再編は、今後も続くものと思われる。

 松下の社名変更は企業の国際化とブランド価値の高まりを物語っているものである。日本企業は、さらにブランド価値を高める活動を行っていくべきと言える。




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