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06夏の買い物ヘルプ

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■CM前後のダブりシーンを除去

 

録画番組の視聴をすこぶる快適にするのが、本編だけを効率よく再生できる「マジックチャプター」と「おまかせプレイリスト」機能だ。録画予約時に「本編自動チャプター分割」機能を入れることで、番組とCMを自動で分割。「おまかせプレイリスト」は、マジックチャプターで分割された録画番組から本編だけを集めてプレイリストを作成する。

 テレビ放送の音声がステレオとモノラルで切り替わる部分を検知する一般的な機能とは違い、音声と映像の違いを解析してチャプターを入力するので、ステレオ放送の番組やデジタル放送でも機能する。さらに驚くのは、バラエティ番組など、CMの前後で同じシーンを放送する部分を検知し、それもチャプターで区切る。

 こうして録画した番組を使い「おまかせプレイリスト」を作成すると、本編だけを集めたプレイリストが作成されるのだ。

 再生してみると視聴しながらCMスキップをしなくても本編だけをスムーズに楽しめるのでとても快適だった。ただCM前後のダブりシーンの除去は完全ではなく時々失敗するが、全体の時短率を考えれば気にならないと感じた。

マジックチャプターを使って録画した番組を選び「おまかせプレイリストの作成」を選ぶと、本編だけを自動的にピックアップしたプレイリストを作成する

オリジナルは1時間だが、おまかせプレイリストを使って本編だけを抜き出すと50分で番組を視聴できる

■ネットワークに接続して視聴

 再生機能で注目したいのが「DLNA」への対応だ。DLNAとはパソコンとデジタルAV機器をホームネットワークで接続する規格を策定する団体の名称。VARDIAはこのDLNAが提唱する「DLNAのガイドライン」に対応しており、おなじDLNA対応のパソコンやデジタルAV機器で録画番組を共有できる。

 今回はデジオンのDLNAのガイドライン対応ソフト「DiXiM 2」をインストールしたパソコンからVARDIAの録画番組を再生してテストをした。DLNAを利用するためにパソコンのMACアドレスをVARDIAに入力して準備完了。DiXiM 2を起動するとVARDIAの録画番組がリストとして表示される。そこから見たい番組を選ぶだけで再生がスタートする。再生中は多少コマ落ちするものの、内容は理解できる。たとえばリビングにVARDIAを置いて、別室のパソコンから録画番組を楽しむこともできそうだ。

DiXiM 2の操作画面。設定やセットアップが簡単なので、迷わずに使えた。再生のほかに早送り、早戻しが可能。デジタル放送はコピーガード機能により、DLNAでの再生ができないので「!」マークが付いている

 このほかにインターネットに本機を接続するとユーザーの予約データが東芝の専用サーバーに送られ、同じような番組を録画している人の番組を紹介する「おすすめサービス」も利用できる。他にもRDシリーズとVARDIAユーザーの録画データを集計し、ランキングとして表示する。これらの情報をチェックすることで、新しい番組の発見がある。このおすすめサービスは不要なら機能を切ることも可能。

番組ナビから入るおすすめサービス。番組のおすすめだけでなく、写真付きの広告にも対応する

自分と同じような番組を録画している人の録画リストを「みんなからのおすすめ」として表示できる。興味ある番組があれば、そのまま録画予約が可能だ

■完成度高く、積極的に録画したい人におすすめ

 このほかにもデジタル放送を毎週予約した場合でも、番組の変動に対応する「番組追っかけ機能」や、NHKの朝の連続ドラマや大河ドラマのように、同一週で本放送と再放送が混在する番組でも本放送だけを見つけて録画する「シリーズ番組予約」機能などを備えている。

 全体としての印象は今夏モデルの中でもかなり完成度が高い印象を受けた。デジタル放送に対応したとたんに機能を縮小してしまう機種が多い中、本機は「番組追っかけ機能」や録画した番組からプレイリストが作成できるなど、アナログ専用機と変わらない操作性を残している。2番組同時録画中にHDDに録画した番組を再生できないのは不便だが、テレビ番組を積極的に録画したいならおすすめの機種だ。

-筆者紹介-

鈴木 桂水(すずき けいすい)

AV機器ライター

略歴

 産業用ロボットメーカーの開発、設計を経て、AV機器とパソコン周辺機器を主に扱うフリーライターに。無類のテレビ好きで、10台以上のレコーダーを駆使して、日々6時間分
の番組を2時間で視聴している。一ユーザーの視点と元エンジニアの直感(?)で、AV機器を使いこなすコラムを執筆中。日経デジタルARENAにて、ケースイのAV酷使生活を連載中。個人ブログは「毎朝更新♪録り逃し注意報!」

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