更新:3月17日 13:45PC&デジタルカメラ:最新ニュース
ブログ投稿機能も 大人が楽しめるネット対応ロボット
本格的な二足歩行ロボからオモチャのようなペットロボまで、今やロボットもすっかり身近になった。このずんぐりむっくりした「ネットタンサーウェブ」もバンダイのロボット研究所が開発した立派なロボット。大人も楽しめる仕掛けが盛りだくさんだ。(ビジネスマンのデジタルサプリ) 2008年末に発売されたネットタンサーウェブは、有効30万画素のウェブカメラ、IEEE802.11b対応の無線LAN機能、赤外線センサー、マイク、スピーカーなどを装備した全長16センチの自走式ロボット。ウェブカメラやマイクを使って画像や音声を認識し、ローラーで前進・後退・左右転回などの動きをする。 さらに名前に「ウェブ」とあるとおり、無線LANによりパソコン経由でインターネットに接続し、メールやブログなどさまざまなアプリケーションを楽しめるのがもう一つの特徴だ。ロボットやアプリは「ボーグスピナー」というPC用ソフトで操作する。このソフトはゲーム機のコントローラーのようなインターフェースになっていて、操作系を集約して誰でも簡単に扱えるようにしたことも、ロボットらしい仕組みといえる。 ■留守番、メール、踊りにAV機器の操作も あらかじめ用意されたアプリケーションは豊富だ。異常を感知すると写真メールを送信する留守番機能や音声の伝言メモを預かる「伝言ロボ」など、お役立ち系の機能はもちろん、パソコンに保存したMP3ファイルをスピーカーから再生して効果音付きで踊る「ロボDJ」機能なども楽しい。 AV機器のリモコン信号を登録しておけば、ボーグスピナーからロボットに指示を出してテレビのオン、オフなどを操作することもできる。試してみると隔靴掻痒の感は否めないが、「ロボットを使ってる!」という実感はわく。 無線LAN機能を使ったアプリも多い。ロボットにスケジュール情報を転送しておくと、時間が来たら音声やメールでスケジュールの時間が来たことを教えてくれるスケジュール管理機能、RSSでニュースや天気予報を受信し、それを読み上げる機能などが、複雑な設定なしで簡単に利用できる。ロボットの発声機能はこれ以外にもさまざまな場面で使われ、発声は平坦だが聞いていると愛着が湧くような気もしてくる。 ■ブログに写真を投稿 脱力系コメントも
ロボットの機能とネット接続をうまく組み合わせたのが、「自動ブログ投稿」機能だ。ネットタンサーウェブが室内などの写真を自動で撮り、コメントを付けたブログを自動的に投稿する。コメント生成も自動だ。もちろん、ロボットが撮影した写真やユーザーの様子まで理解しているわけではないので、基本的に脱力系の適当コメントが付く。 ただ、自動的に投稿される写真と次から次へと繰り出される脱力系のロボコメントは、不思議と違和感がないことも多い。忙しいブロガーは、ときどき更新をネットタンサーウェブに代行させてもいいほどだが、ロボットはユーザーのプライバシーを忖度しないので、変なものを写されないように注意は必要だ。
バンダイの「タンサーシリーズ」はもともと、組み立てやプログラミングを楽しむことを目的にした実験セット的なロボット。ネットタンサーウェブの兄弟モデルで2006年に発売された「ネットタンサー」は外観は似ているが、様々な動作やインタラクティブなアプリを自分でプログラミングして自由に追加することができる。逆にネットタンサーウェブはあらかじめアプリを搭載しており、自作する楽しみは少ない。 ともあれ、少々値は張るものの、大人向けのホビーアイテムとしては十分に楽めた。ずんぐりむっくりした外観も、これはこれで味があるという気になるから不思議だ。
[2009年3月17日] ● 関連リンク● 記事一覧
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