更新:5月8日 10:00PC&デジタルカメラ:最新ニュース
憧れのライカレンズを楽しむ 「G1」で甦るオールドレンズ(3)
カメラファンの憧れの的、ライカレンズがより身近に楽しめるようになった。デジタルカメラの新規格「マイクロフォーサーズ」を採用するパナソニック「LUMIX DMC-G1」にマウントアダプターを付ければ、ライカLレンズ、Mレンズをデジタルで遊ぶことができるのだ。(澤村徹) いつかはライカを……と恋い焦がれるカメラファンも少なくない。ライカレンズの繊細なシャープネス、豊かなトーン、そして味わいのある発色。カメラに精通すればするほど、憧れは強くなる。G1を使ってオールドレンズを楽しむシリーズの最終回は、ライカの世界を堪能しよう。 なお、G1がなぜオールドレンズ遊びに向いているかは「ベテランファンが『女流一眼』に注目する理由 『G1』で甦るオールドレンズ(1)」を、キヤノンのオールドレンズ「FDマウント」をG1で試した結果については、「キヤノンのFDマウントで撮る 『G1』で甦るオールドレンズ(2)」をご覧いただきたい。 ■やはり「ライカMレンズ」で撮りたい カメラファンにとってライカは特別な存在だ。それは価格についてもいえる。ライカはすでにデジタルレンジファインダーカメラ「LEICA M8」シリーズを発売しているが、最新機の「LEICA M8.2」は実勢価格が70万円弱。中古の「LEICA M8」でも30万円台半ばと値が張る。 Mマウント互換のエプソン「R-D1」シリーズでも、実勢価格は30万円弱とけっして安くない。デジタルレンジファインダーカメラはハードルの高い世界なのだ。 では、マウントアダプターでデジタル一眼レフにライカレンズが付かないものか。残念ながら、これができない。ライカM型はレンジファインダーカメラだから、ボディーが薄くフランジバックも短い。マウントアダプターで付けようとしても、フランジバックの長いデジタル一眼レフでは使えないのだ。 ちなみに、ライカには「LEICA R」シリーズという一眼レフカメラがある。このライカRレンズはマウントアダプターにより他社製ボディーでも使え、デジタルでライカレンズを楽しむというときの定番になっている。ライカRシリーズもすばらしいレンズがそろっており、正統派画質を存分に楽しめる。 しかしそうはいっても、「ライカ」といえばやはりライカM型。ライカMレンズをデジタルで、願わくばお財布にやさしい値段で楽しみたい……。そんな願いを叶えてくれたのが、マイクロフォーサーズ機、G1だ。
■RAYQUAL製アダプターを使用 ライカMマウントのフランジバックは27.8ミリ。それに対し、G1はおよそ20ミリだ。これだけフランジバックに差があれば、余裕をもってマウントアダプターが作れる。 今回試したのはRAYQUAL製の「ライカM-M4/3マウントアダプター」だ。発売当初から人気を博し、ひところは品薄状態が続いた。現在は供給が安定し、大手メーカーの近代インターナショナルも取り扱っている。実勢価格は1万円台半ばとやや高めだが、ていねいな造りで安心感のあるアダプターだ。 このアダプターはライカMレンズ全般に対応しているが、レンズの後玉がせり出している場合は要注意だ。ミラーボックスのないG1とはいえ、過度のせり出しは内部干渉のおそれがある。レンズをマウントアダプターに装着した状態で、後玉が飛び出している場合は無理をしない方がよい。 後玉の位置を確認する際は、ピントリングを無限遠にセットして、後玉がもっともせり出している状態でチェックする。なぜここまで慎重にするかといえば、ライカレンズは往々にして高価だからだ。後玉の傷は写りに影響が出やすいので、内部干渉は極力避けたい。 マウントアダプターは自己責任で遊ぶジャンル。ボディーやレンズを傷つけないように、無理のないところで楽しもう。 次ページ>>1961年登場の“クセ玉”レンズを使う << 前のページへ 1 [ 2 ] [ 3 ] 次のページへ >> ● 関連記事● 関連リンク● 記事一覧
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