更新:6月5日 17:40PC&デジタルカメラ:最新ニュース
「ハイビジョン映像3本分」の大容量無線LAN・バッファローが発売
パソコン周辺機器製造のバッファロー(名古屋市)は5日、次世代無線通信規格「IEEE802.11n」の暫定仕様に国内で初めて準拠した無線LAN製品を7月上旬から順次発売すると発表した。実効速度で最大80メガビットの通信に対応し、1台の無線LANルーターでハイビジョン映像3本分の大容量データをやり取りできる。発売初年度にルーター10万台の販売を目指す。 発売するのは「エアステーション エヌフィニティ」シリーズの無線LANルーターと受信装置。まずルーターとPCカード型の受信機を7月上旬に発売し、デスクトップPC用のPCIスロット対応受信機も7月中旬に売り出す。 11nはIEEE(米国電気電子学会)で標準化が進められている次世代の無線通信規格。新製品は今年3月にまとまった「ドラフト(草案)1.0」に準拠し、理論上144メガビットの高速通信が可能だ。ルーターと受信機に備えた複数のアンテナで通信状態を調整する「MIMO」技術も盛り込み、障害物が多い場所でも通信を途切れにくくした。
新製品は来年にも策定が予定されている11nの正式規格に対応しない部分が出る可能性はあるという。米マイクロソフトの新OS「ウィンドウズ・ビスタ」上でも利用可能だが、同OSで導入予定の無線LANの簡単設定機能には対応しない。 バッファローは無線LANルーター市場で約7割のシェアを握る(2006年4月、BCN調べ)。ただし、電波を途切れにくくした高付加価値タイプはその中で約2割にとどまっており、高価格製品の比率を3割以上に高めたい考えだ。価格はルーター単体の「WZR−G144N」が2万7615円、ルーターとPCカード型受信機がセットの「同 G144N/P」が3万3075円など。 [2006年6月5日/IT PLUS] ● 関連記事● 記事一覧
|
|