更新:2007年11月27日 09:00PC&デジタルカメラ:連載・コラム
デジカメ新製品レビュー【画質レビュー】リコー「GR DIGITAL II」・ノイズ低減でさらに使えるカメラに
リコーは11月22日、プロフォトグラファーならびにハイアマチュア向けのコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL II」を発売した。初代「GR DIGITAL」のコンセプトをそのまま引き継ぎ、単焦点28ミリ(35ミリフィルム換算)の「GRレンズ」を採用。新たに有効1001万画素のCCDと新開発の画像処理システム「GRエンジンII」を搭載した。その画質の進化ぶりと、スクエアフォーマットやトーンエフェクト(モノクロ写真の色のせ)など銀塩テイストな写真の愉しみ方を試した。(フリーライター澤村徹) 掲載した写真はJPEG撮って出しの状態で、撮影は絞り優先AE、ならびにプログラムオートを用いている。画像設定は「普通」を選び、コントラスト、シャープ、色の濃さは標準のままである。 リコーは「キャプリオ GX100」でアスペクト比1:1の撮影フォーマット、いわゆる「スクエアフォーマット」を初搭載した。スクエアフォーマットは、幅が6センチのブローニーフィルムを使う、プロ向けの中判カメラでおなじみのフォーマットだ。次期GR DIGITALに搭載されるのでは、と噂されていた機能だが、その通りになった。手軽なわりにツウっぽく遊べるスタイルだ。 ■セッション2 定番28ミリの描写力を検証 初代GR DIGITALは低感度でもノイジーで、ISO100でさえ偽色ノイズが気になった。これはシャープネスを重視した結果なのだが、ノイズ低減を求める声は多かった。しかしGR DIGITAL IIでは新設計のGRエンジンIIを搭載。大幅なノイズ低減に成功している。ISO100で撮影したところ、偽色ノイズはほぼ見当たらず、シャドウの輝度ノイズも最小限に抑えられている。 ■セッション3 21ミリワイコンの威力を知る GR DIGITAL用のワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)「GW-1」は、GR DIGITAL IIでも利用できる。21ミリという超広角の迫力もさることながら、このワイコンは質がよいと評判だ。コンバージョンレンズを装着するということは、本来のレンズ群に、さらにもう1枚レンズを加えることを意味する。ヘタなガラス玉をかぶせようものなら、銘玉GRレンズの切れ味が台無し。それだけに「GW-1」は丁寧に作られている。GRレンズの切れ味を損なわない、シャープ&ワイドな絵づくりを愉しみたい。 GR DIGITALユーザーの間では、モノクロ撮影がちょっとしたブームだ。そうした動向を察してか、GR DIGITAL IIは新たにTE(トーンエフェクト)モードを搭載。単なる白黒ではなく、かすかに色味を加えてモノクロプリントの風合いを再現する機能だ。追加できるトーンはアオ、ミドリ、アカ、セピア、ムラサキの5色。撮影モードはスナップモード(2メートルの置きピン)を選び、感度はISO800までアップ。あえてラフな絵づくりを狙っている。 なお、GR DIGITAL II本体のレビューは今週の木曜日(29日)に掲載の予定だ。 [2007年11月27日] ● 関連リンク● 記事一覧
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