ITプラス ビジネスを制する人のIT総合ニュースサイト

音声ブラウザ専用。こちらよりメインメニューへ移動可能です。クリック。

音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

音声ブラウザ専用。こちらより見出し一覧へ移動可能です。クリック。

NIKKEI NET

ニュース マネー:株や為替、預貯金、投信の最新情報。持ち株チェックも IR:上場企業の投資家向け情報を即時提供 経営:実務に役立つニュース&連載企画。外注先検索も 住宅:新築・賃貸からリゾートまで住宅情報満載、資料請求可能 生活・グルメ:グルメ情報や、健康ニュースなど生活にかかせない情報満載 教育:学びからキャリアアップまで 就職:学生の就職活動を完全サポート、マイページ利用も可能 求人:日経の転職サイトとWeb上の企業ページから自動的に収集した求人情報を掲載 クルマ:クルマ好き応援サイト C-style:ライフスタイルにこだわりを持つ30代男性向けウェブマガジン 日経WOMAN:働く女性のキャリアとライフスタイルをサポートするコンテンツ満載 日経ワガマガ:アタマとカラダを刺激する、大人のためのコミュニティー

更新:2007年11月27日 09:00PC&デジタルカメラ:連載・コラム

デジカメ新製品レビュー

【画質レビュー】リコー「GR DIGITAL II」・ノイズ低減でさらに使えるカメラに

 リコーは11月22日、プロフォトグラファーならびにハイアマチュア向けのコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL II」を発売した。初代「GR DIGITAL」のコンセプトをそのまま引き継ぎ、単焦点28ミリ(35ミリフィルム換算)の「GRレンズ」を採用。新たに有効1001万画素のCCDと新開発の画像処理システム「GRエンジンII」を搭載した。その画質の進化ぶりと、スクエアフォーマットやトーンエフェクト(モノクロ写真の色のせ)など銀塩テイストな写真の愉しみ方を試した。(フリーライター澤村徹)

 掲載した写真はJPEG撮って出しの状態で、撮影は絞り優先AE、ならびにプログラムオートを用いている。画像設定は「普通」を選び、コントラスト、シャープ、色の濃さは標準のままである。

■セッション1 スクエアフォーマットで遊ぶ

 リコーは「キャプリオ GX100」でアスペクト比1:1の撮影フォーマット、いわゆる「スクエアフォーマット」を初搭載した。スクエアフォーマットは、幅が6センチのブローニーフィルムを使う、プロ向けの中判カメラでおなじみのフォーマットだ。次期GR DIGITALに搭載されるのでは、と噂されていた機能だが、その通りになった。手軽なわりにツウっぽく遊べるスタイルだ。

F3.2 1/34秒 ISO100
28ミリ EV0

F3.5 1/48秒 ISO100
28ミリ EV0

F3.5 1/125秒 ISO100
28ミリ EV0

F2.8 1/1000秒 ISO100
28ミリ EV0

F9.0 1/90秒 ISO100
21ミリ EV1.00

F3.5 1/164秒 ISO100
28ミリ EV-1.00

■セッション2 定番28ミリの描写力を検証

 初代GR DIGITALは低感度でもノイジーで、ISO100でさえ偽色ノイズが気になった。これはシャープネスを重視した結果なのだが、ノイズ低減を求める声は多かった。しかしGR DIGITAL IIでは新設計のGRエンジンIIを搭載。大幅なノイズ低減に成功している。ISO100で撮影したところ、偽色ノイズはほぼ見当たらず、シャドウの輝度ノイズも最小限に抑えられている。

F3.2 1/380秒 ISO100
28ミリ EV0

F3.5 1/133秒 ISO100
28ミリ EV0.30

F2.8 1/330秒 ISO100
28ミリ EV0

F2.4 1/330秒 ISO100
28ミリ EV0

■セッション3 21ミリワイコンの威力を知る

 GR DIGITAL用のワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)「GW-1」は、GR DIGITAL IIでも利用できる。21ミリという超広角の迫力もさることながら、このワイコンは質がよいと評判だ。コンバージョンレンズを装着するということは、本来のレンズ群に、さらにもう1枚レンズを加えることを意味する。ヘタなガラス玉をかぶせようものなら、銘玉GRレンズの切れ味が台無し。それだけに「GW-1」は丁寧に作られている。GRレンズの切れ味を損なわない、シャープ&ワイドな絵づくりを愉しみたい。

F4.5 1/125秒 ISO100
21ミリ EV0

F2.8 1/45秒 ISO100
21ミリ EV-0.70

F9.0 1/870秒 ISO100
21ミリ EV-1.30

F9.0 1/217秒 ISO100
21ミリ EV0

F5.6 1/3秒 ISO100
21ミリ EV0

F3.2 1/380秒 ISO100
21ミリ EV0

■セッション4 モノクロ撮影を楽しむ

 GR DIGITALユーザーの間では、モノクロ撮影がちょっとしたブームだ。そうした動向を察してか、GR DIGITAL IIは新たにTE(トーンエフェクト)モードを搭載。単なる白黒ではなく、かすかに色味を加えてモノクロプリントの風合いを再現する機能だ。追加できるトーンはアオ、ミドリ、アカ、セピア、ムラサキの5色。撮影モードはスナップモード(2メートルの置きピン)を選び、感度はISO800までアップ。あえてラフな絵づくりを狙っている。

 なお、GR DIGITAL II本体のレビューは今週の木曜日(29日)に掲載の予定だ。

トーンエフェクト アオ
F2.8 1/52秒 ISO800
28ミリ EV0

トーンエフェクト アオ
F4.5 1/250秒 ISO800
28ミリ EV-1.00

トーンエフェクト ミドリ
F4.0 1/250秒 ISO800
28ミリ EV-1.00

トーンエフェクト アカ
F5.6 1/400秒 ISO800
28ミリ EV-1.00

トーンエフェクト セピア
F5.0 1/500秒 ISO800
28ミリ EV-1.00

トーンエフェクト ムラサキ
F4.0 1/320秒 ISO800
28ミリ EV-1.00

[2007年11月27日]

-筆者紹介-

澤村 徹(さわむら てつ)

フリーライター

略歴

 1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。1996年よりフリーライターとして執筆活動を開始。カメラ、パソコン、デジタル家電などのレビュー、ノウハウ記事を得意とする。近著は「GR DIGITALカスタムブック」(翔泳社)、「オールドレンズ パラダイス」(同)他。ホームページはhttp://metalmickey.jp/

● 記事一覧