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更新:2008年4月28日 16:47モバイル:特集

携帯フィルタリングの焦点

携帯各社、フィルタリング導入時期を見直し・大臣要請への対応を表明

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムの携帯・PHS通信事業者3社は28日、18歳未満の既存加入者に対する携帯サイトのフィルタリング(閲覧制限)サービスの適用時期を見直すと発表した。増田寛也総務相が25日、携帯各社にフィルタリング方式の改善を要請したことを受け、当初今年夏ごろとしていた開始時期を遅らせ、新方式へのシステム変更などの対応策を詰める。

 増田総務相は25日、総務省の「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」の中間報告をふまえ、携帯各社にフィルタリング方式の改善を要請。既存契約者が申請しない限り自動適用するフィルタリングの方式について、第三者機関が採用する基準を反映したブラックリスト方式(特定の分野のサイト閲覧のみ禁止する方式)とすることなどを求めた。携帯各社は基本的に要請に従う意向で、システムの変更や第三者機関が作成するリストの準備状況を見極めるためにサービス適用時期を見直した。新方式によるサービス開始時期については「未定だが遅くとも年度内には始めたい」(ドコモ)という。

 昨年12月の大臣要請を受け、携帯各社は、18歳未満の利用者が新規加入する場合には既に原則フィルタリングを適用している。NTTドコモとKDDIは特定のサイトのみ閲覧できるホワイトリスト方式、ソフトバンクモバイルとウィルコムはブラックリスト方式を推奨しており、各社は夏ごろをメドに、申請のない限り既存契約者にも同様の方式でフィルタリングを適用する予定だった。ところが現在の方式ではいずれの場合も健全なサイトまで見られなくなることから、検討会でも「現在のフィルタリングは画一的」との指摘が多く、見直し要請を受ける形となった。

 大臣要請ではこのほか、年齢に応じたフィルタリング規準の変更や、個別のサイトを利用者がアクセス可能にするよう設定できるような機能の導入も求めており、携帯各社はあわせて検討を進める。今後第三者機関が複数立ち上がる予定で、各社はどの機関の認定サイトをどのようにリストに反映させるか、利用者が詳細に設定できるようなサービスを無償で提供するのかどうかといった具体策を検討するという。

[2008年4月28日/IT PLUS]

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