更新:3月10日 14:38モバイル:最新ニュース
日本通信、3Gと公衆無線LANに1台で対応 前払い式端末
日本通信は10日、NTTドコモの3Gネットワークと無線LANを切り替えて使えるデータ通信端末「Doccica(ドッチーカ)」を23日に発売すると発表した。3Gの利用料金は「1分10円」で、前払い式の料金体系とする。 日本通信がMVNO(仮想移動体通信事業者)として回線を借りているNTTドコモの「FOMA3Gネットワーク」と、NTTコミュニケーションズの「HOT SPOT(ホットスポット)」やソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」など4社の無線LANサービスを、利用場所などに応じて使い分けできる。利用できる無線LANスポットは全国で約1万5000カ所。HOT SPOTとBBモバイルポイントは3月14日に始まる東海道新幹線向け公衆無線LANサービスにも対応している。
通信料は3Gが1分10円で、無線LANは時間に関わらず1回300円。支払いはオンラインによるクレジットカード決済で、1000円、2000円、3000円、4000円、5000円、1万円の単位で事前に支払う。ただし、60〜120日の有効利用期間がある。 端末はUSB接続型の1種類で、端末価格は1万4800円。5000円分をチャージした状態で提供する。
10日会見した三田聖二社長は「我々が追い続けてきた『レイヤー2』の相互接続が今回の製品でようやく実現する」と語った。レイヤー2は機器間の信号のやりとりの手順を決められる通信規格で、通信を制御するGGSN(中継基地局)をMVNO側が持つことができる。これまでの日本のMVNOは「レイヤー3」で、あくまで通信回線の提供に限られていた。 Doccicaでは独自の自動認証システムを採用しており、ワンクリックで自動的にIDとパスワードを取得し、通信サービスに接続することができる。これはレイヤー2になったことで実現したという。ほかにもGGSNで通信品質を独自に制御できるようになるため、回線の使用効率を向上させ、料金の値下げにつなげられるという。 [2009年3月10日/IT PLUS] ● 記事一覧
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