更新:5月28日 17:23モバイル:最新ニュース
健全性認定は目標下回る24サイト 携帯向け審査機関EMA、08年度
青少年の保護を目的に携帯電話向けサイトの健全性を審査する第三者機関、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA、堀部政男代表理事)は28日、2008年度の審査・認定状況を発表した。09年3月末時点での認定サイト数は24サイトで、当初目標としていた100サイトを大きく下回った。「審査基準の作成や事業者とのやり取りなど、手間が予想以上だった」(EMA事務局)という。 EMAは08年4月に組織を立ち上げ、7月からサイトの審査・認定を始めた。09年3月末時点で計65サイトの申請を受け、うち25サイトを認定した。ただ、そのうち1件は運営事業者が変わったため認定を取り消している。審査の結果、不適合とされたサイトは2つ、審査対象であるコミュニティーサイトとみなされなかったサイトが3つあった。ほかに審査を申請した後に事業者側が辞退したサイトが5つあり、残り30サイトは審査中だった。 認定された24サイトには「ミクシィ」や「グリー」「モバゲータウン」といった大手コミュニティーが含まれており、総会員数は4838万人。認定サイト全体では1日平均で2983万件の投稿がある一方、2万5083件の投稿が削除され2253人が強制退会になったという。 申請受付から認定までの審査期間は平均87日だった。EMAはこれまでコミュニティーサイトを対象にサイトの健全性を認定してきたが、今年度中にゲームや電子書籍などコンテンツを扱うサイトにも広げる方針。「今後は人員の拡充などによりサイトの審査体制を強化する」(事務局)という。 同日の記者会見で堀部代表理事は「サイトの健全性審査は海外にも例がなく、暗中模索の1年だった」と振り返った。今後は海外の事業者や業界団体との情報交換も積極的に進めるという。 [2009年5月28日] ● 記事一覧
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