更新:1月23日 14:55インターネット:最新ニュース
劇団四季、新作ミュージカルの製作発表会に「ブログ記者」を招待
劇団四季は23日、都内で行った新作ミュージカルの報道機関向け製作発表会に、一般のファンを「ブログ記者」として招待した。 この日行われた会見は6月17日に東京・汐留の電通四季劇場「海」で開幕する「ウィキッド(WICKED)」の製作に関するもの。ブロードウェー発の同作品を、劇団四季が日本語で上演する。詰め掛けた報道陣に混じって、希望者の中から抽選で選ばれた23人のブログ記者がプロデューサーらの話に耳を傾けた。 製作発表会への一般客招待はほかの演劇公演主催者も行っているが、四季としては初の試みとなる。会見場では報道関係者と同様に扱い、写真撮影なども許可した。ネットへの掲載も自由で、四季側が記事の内容に注文をつけるようなことはないという。今回のブログ記者は、全国に約18万人の会員がいる四季の公式ファンクラブのメンバーから募り、3日間で300人近い応募があった。 劇団四季執行役員・広宣ネットグループ長の吉田智誉樹氏は今回の試みについて「マス媒体を通じた広報ももちろん行うが、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など、ネットによる口コミがマスを動かすような、両方面への展開を目指したい」とねらいを語る。この作品がほかのミュージカルと比較してこれまでもネット上で話題になる件数が多いことに注目し、今回の企画となった。 「(ブログでの引用が多いということは)それだけ観たあとに『語りたくなる』作品だということ。ネット上には常に賛否両論が渦巻き、広報的に見ればリスクもあるが、『ウィキッド』は支持されている比率が高いようだ」(吉田氏)と日本での評価にも期待をのぞかせる。これからのネットを活用した広報については、今回の結果を見たうえで検討するという。 「ウィキッド」はブロードウェーで2003年10月に開幕した大型ミュージカル。童話「オズの魔法使い」を魔女の側から描く、友情と生きる姿勢をテーマとした物語で現在もロングラン公演が続く人気作品だ。昨年からはロンドンでも公演が始まり、日本でも大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」でダイジェスト版となるショーがスタートしている。 この作品の生みの親であるプロデューサー、マーク・プラット氏は会見で「日本のみなさんも、ほかの国の人々と同じようにこの作品を愛してくれるものと確信している」と公演の成功に自信を示した。 ● 記事一覧
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