更新:3月27日 17:50インターネット:最新ニュース
ネット中継、パリーグが先行――楽天、ソフトバンクが無料映像配信
ワールド・ベースボール・クラシック優勝で盛り上がる日本のプロ野球界。多様化するファン層をつなぎとめようと、ネットの映像配信にも力をいれている。東北楽天ゴールデンイーグルスの親会社である楽天は28日からインターネットで楽天主催の62試合を無料中継することを発表した。福岡ソフトバンクホークスも無料での試合中継を始めた。千葉ロッテマリーンズも28日から、NTT東日本のネット接続サービス「フレッツ」利用者向けにダイジェスト映像を配信する。 楽天は28日に「楽天イーグルスTV」(http://tv.rakuten.co.jp/eagles/)というサイトをオープンする。主催試合62試合の生中継だけでなく、試合の前後にそれぞれ30分ずつの情報番組も放送する。 視聴料金は無料だ。昨季は球団が主催して年間10万円で有料ネット配信をしていたが、親会社の楽天がサイトを運営し、試合のイニング間に広告映像をはさむことで、無料化した。楽天の選手がホームランを打つなど活躍した際に、楽天内のネット店舗と連動したタイムセールなどの取り組みもしていくという。
ソフトバンクは、グループ会社のヤフーのサイト上で、主催試合のネット映像配信を無料で始めた。試合の中継映像を配信する前に広告を流しており、今後イニング間にも広告映像を流していく。ネット配信を始めた昨季はソフトバンクグループのネット接続サービス「Yahoo!BB」を利用する人を対象に30台のカメラを切り替えて見られるサービスを提供しており、今季も継続する。 千葉ロッテマリーンズは、NTT東日本の「Bフレッツ」「フレッツADSL」の利用者を対象に、生中継ではないが、約5分間の映像を配信する。 一方、西武ライオンズは昨シーズンまで主催試合をネットで無料中継してきたが、「100キロビット秒という画質は、ブロードバンドの進展で見劣りするようになってしまった。画質をよくしようとするとテレビ放映権の問題があるため、今季は中継していない」という。 セリーグでは、阪神が2003年から公認プロバイダー「タイガースネットコム」の利用者向けに、巨人戦を除く甲子園球場での49試合を中継しており、今季も継続する。その他のセリーグ球団は現時点では、ネット中継を予定していない。
[2006年3月27日/IT PLUS] ● 関連リンク● 記事一覧
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