更新:2007年10月22日 09:55インターネット:連載・コラム
ウェブサービス虎の巻ネット検索の腕を磨こう・ウェブサービス虎の巻 その壱
インターネット検索やメールは言うに及ばず、スケジュール管理や文書共有などウェブ上で使える便利なサービスが次々と登場している。そういうサービスがあるとは知りつつもなかなか使いこなせない方も多いのではないだろうか。今回から約10回に渡り、グーグルやヤフーなどの無料サービスを中心に、便利な使い方を丁寧に解説していきたい。第一回目は検索サービスについて。 インターネットを利用しているほとんどの人が検索サービスを利用したことがあるだろう。米コムスコアの調査では今年7月時点の日本での検索シェアはヤフージャパンが47.4%で、グーグルが35.0%と続いている。他にもマイクロソフトの「Live Search」など様々あり、それぞれが独自の技術で検索技術を開発している。 グーグルやヤフーなどの検索サービスでは、世界に数多くあるウェブサイトをコンピューターが自動的に訪問して情報を収集し、データベース化している。このデータベースに保存された情報を我々が検索できるようになっている。どちらのサービスもかなりの数のウェブサイトを網羅しているが、検索サービスによって情報収集の仕方やどういう順に検索結果を表示するかというシステムが違ってくる。 しかし、数多くの検索対象があるのが反対にやっかいな面でもある。うまく検索対象を絞り込めないと、検索結果が膨大で必要とする情報にたどり着けないかもしれない。自分の欲しい情報をいかに効率よく検索できるかが肝心だ。例えば、検索結果が100件表示されてそれらのサイトを1つずつ訪問するのと、より精度の高い検索結果が10件表示されるのとでは、作業時間の違いは一目瞭然だ。 検索手法をちょっと変えるだけで、役に立つサイトが素早く見つかるようになる。そうしたコツやルールをこれから紹介していこう。今回は主に筆者が普段利用しているグーグル検索について解説するが、ヤフーでもいくつかの機能は同じように利用できる。 ■1.表示設定変更でストレスフリー検索 グーグル検索のキーワードを入力するボックス横の「表示設定」をクリックすると、 表示言語、検索対象とする言語、検索結果の表示件数、検索結果を新しいウィンドウで表示するかどうかを設定できる。 10個の検索結果ごとにページを移動するのが面倒だと思う場合は「検索結果の表示件数」を100件など多めに指定するとよいだろう。さらに、検索結果を新しいウィンドウで開きたい場合は、「結果ウィンドウ」の「検索結果を新しいウィンドウで開く」にチェックを入れておく。 ■2.有名サイトを検索するときは「I'm Feeling Lucky!」 グーグルのトップページにアクセスしてキーワードを入力すると、通常は「Google検索」ボタンを利用するだろう。しかし、有名な組織や人物の公式ページを検索するときは「I'm Feeling Lucky」ボタンを利用しよう。クリックすると検索結果の最高順位のサイトが自動的に開く。 例えば、「東京大学」と入力して「I'm Feeling Lucky」ボタンをクリックすると東京大学の公式ホームページへジャンプする。つまりそのものずばりのキーワードであれば、いちいち検索結果の表示を見る必要もないのだ。 ■3.検索ルールを覚えて時間短縮 さて、それでは本格的に検索に取りかかっていこう。グーグルで検索する時には以下のようなルールがあるので頭に入れておくと、少しずつではあるが検索する際の効率が上がるだろう。 ・「http」や「.com」などは無視される 「http」や「.com」のほか頻繁に利用される特定の単一数字および単一文字は自動的に検索から無視される。例えば、ウェブサイトのアドレスで検索するときはhttpから入力しても時間の無駄になる。 ・大文字と小文字は区別されない グーグルの検索では大文字と小文字は区別されない。全て小文字として認識される。例えば「GOOGLE」と「GoOgLe」の検索では同じ結果が表示される。 ・「ダイアモンド」と「ダイヤモンド」は区別されない カタカナの表記が複数ある語句は自動的に一緒に検索される。例えば「ダイアモンド」と入力した場合、「ダイアモンド」もしくは「ダイヤモンド」を含むページが検索される。 ■4.複数キーワード検索で素早く情報収集 単純に1つのキーワードで検索するよりも、複数のキーワードを使うなど検索条件を細かく指定する方が検索結果をより絞りこむことができる。そのファーストステップとして、検索の基本的なルールを覚えておこう。 ・AND検索 これは、基本中の基本である。無意識に利用している人も多いと思う。複数のキーワードの間にスペースを挟んで入力して、「キーワードA」と「キーワードB」両方のキーワードを含むサイトを抽出する。 より多くの適切なキーワードを入力すればするほど、目的の情報を探しやすくなる。 例えば「2005年の松坂大輔の成績」を知りたい場合、「松坂大輔」だけで検索するよりも、「松坂大輔 2005 成績」と条件を追加して検索した方が、より素早く目的のページにたどり着くことができる。「松坂大輔」だけで検索すると、成績以外の情報もたくさん検索されてしまう。
2005年の成績に絞り込む場合は、次のように入力する。
同じように、「ゴールデンレトリバー」と「ミニチュアダックス」の両方について書かれているウェブサイトを検索する場合、次のように入力する。
・OR検索 「キーワードA」と「キーワードB」のどちらかを含むサイトを抽出する方法だ。こちらは単純にスペースで区切るわけではないので、使ったことがない人もいるかもしれない。 例えば、「ゴールデンレトリバー」もしくは「ミニチュアダックス」のいずれかについて書かれているウェブサイトを検索する場合に利用する。その検索方法は、次のように2通りある。
ちなみに「|」を入力するにはキーボードのsiftキーを押しながら「\」のキーを押す。また「OR」は大文字でないけといけない。 ・ANDとORの組み合わせ ここから少し高度になる。先に紹介したAND検索とOR検索の両方を使って、「ゴールデンレトリバー」もしくは「ミニチュアダックス」のいづれかの「しつけ」方法を解説しているサイトを検索してみよう。検索方法は以下の通りだ。
同じように例えば九州に出張に行くときに熊本か福岡(博多)でおいしいラーメンが食べたい場合、次のように検索するといい。
・マイナス検索 検索結果から除外したいキーワードがある場合は、キーワードの直前に「-(マイナス記号)」をつける。 例えば「オリンピック」を含み「冬季」を含まないページを検索するには次のように入力する。
・フレーズ検索 複数キーワードを引用符「"(半角のダブルクオーテーション)」で囲むことで、フレーズで検索できる。入力したキーワードが複数語で構成されている場合、グーグルの検索エンジンはキーワードを自動的に言葉ごとに分割して検索する。ところが、ことわざや固有名詞、歌の歌詞などを検索しようとするとおせっかいなことに関係ないサイトも検索されてしまう。これを避ける手段になる。 例えば、人の名前を検索するときに「山田 次郎」と検索すると「山田 花子 ・・・斉藤 次郎」という名前を含むページも検索対象になってしまう。このフレーズ検索を使うことで、「山田 次郎」をピンポイントで検索することが可能だ。 下の例で、通常検索とフレーズ検索の検索結果を比較してみると、違いは一目瞭然。時間があったら試してほしい。 通常検索(AND検索)
フレーズ検索
・あいまい検索の回避 先に紹介した通り「ダイアモンド」と検索すれば「ダイアモンド」と「ダイヤモンド」の両方の検索結果が抽出される。しかし、厳密に「ダイアモンド」という文字列で検索したければ言葉の前に「+」を付ける。例えば「+ダイアモンド」と検索すれば「ダイアモンド」のみ検索することができる。
■5.キーワードが少なくても簡単に絞り込み << 前のページへ 1 [ 2 ] [ 3 ] 次のページへ >> ● 関連リンク● 記事一覧
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