更新:1月9日 16:58デジタル家電&エンタメ:最新ニュース
BD新機能はネット対応・HD-DVDは「BDにはない」連携デモ
新世代DVDフォーマット競争にいよいよ決着がつくか――というのが今年のCESのもっぱらの話題だが、映画スタジオの動向とは離れたところでのフォーマット競争はまだ続いている。ブルーレイ・ディスク(BD)陣営は最新規格「プロファイル2.0」に対応した「BD-LIVE」を使った新機能のデモを、HD-DVD陣営(東芝)は外部機器との連携による「自宅アトラクション化」をアピールしていた。 BD-LIVEではBDソフトが鍵となりインターネット上で特定のファイルにアクセスでき、映画の予告編や着メロのダウンロードをしたり、映画をテーマにしたゲームのネット対戦などができる。松下電器産業のブースでは「エイリアンvs.プレデター」のBDソフトを使い、映画の映像をバックにエイリアンを銃で撃つシューティングゲームのデモを行っていた。松下は春に初めてBD-LIVEに対応したプレーヤーを発売する。ソニーも試作機を展示していたが、詳しい発売時期は未定となっている。 一方、東芝はHD-DVDソフトの映像や音声と連携して人形が動くアトラクションを展示。既存のHD-DVDプレーヤーに簡単なハードウエアを接続するだけで、ビデオ信号に埋め込んだ制御情報に合わせて外部機器をコントロールすることができるという。照明やエアコンなど様々な機器との連携が可能で、雷のシーンでは照明を点滅させたり、南極のシーンでは冷房をつけたりといった演出もありうる。結婚式などの演出にも応用できるという。
HD-DVDの開発担当者は「BDの規格の詳細はわからない」とことわりつつ、「機能実現性やリアルタイム性などの問題からBDではおそらく実現できないだろう」と対抗心を燃やしていた。子画面を表示する「ピクチャーインピクチャー」やネットワーク対応などの先進的機能はHD-DVDが先行していたが、BDも対応を進めている。フォーマット戦争のプラス面を探すとすれば、まさにこうした技術競争による機能向上や価格低下が挙げられるのだが、果たしてBD対HD-DVDはどのような決着へと向かうのか。 >>特集:「CES2008」現地リポート [2008年1月9日/IT PLUS 松尾洋子] ● 関連記事● 関連リンク● 記事一覧
|
|