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更新:12月29日 10:00デジタル家電&エンタメ:最新ニュース

識者に聞く(4)冬休みにおすすめの23冊

 年末年始はコタツで読書三昧というのもオツなもの。識者アンケート企画の最終日は、23人におすすめの本を紹介してもらった。学術書からアニメのDVDまでジャンルは様々。普段は手に取らない一冊をきっかけに、不透明感が強い2009年を生き抜くアイデアが浮かぶかも。(一覧の回答者はあいうえお順、敬称略)


デジタル・メディア評論家

麻倉 怜士



オーディオの作法
(麻倉怜士著、ソフトバンククリエイティブ)


選んだ理由

 オーディオから最高の音楽感動を得る!そのための作法63を楽しく述べました。初心者以上マニア未満のオーディオ・ファン、必読です。

ミスミグループ本社代表取締役副社長

有賀 貞一



「日本の経営」を創る
(三枝匡、伊丹敬之著、日本経済新聞出版社)


選んだ理由

 私の会社の会長である三枝匡が、一橋大学教授であって、現在は東京理科大学教授である伊丹敬之さんと日本の経営をいかにして編み出し、元気をもたらすかについて対談形式でまとめたもの。 アメリカ流ではないかつ旧来の日本型でもない独自の新しい「日本の経営」のあり方への二人の熱い会話と章末のまとめが面白い。

ジャーナリスト

石川 温



iPhoneの本質 Androidの真価
(日経コミュニケーション編、日経BP社)


選んだ理由

 iPhoneとAndrodiのアプリケーション開発に携わっている人たちの生の声が多数収録されており、両プラットフォームの可能性を改めて実感できる本。iPhoneにおけるアプリケーションの充実度合いを見てみると、まだまだこれから本格的に盛り上がる分野といえるだけに、ぜひともおえておきたい。

チームラボ社長

猪子寿之



リバーズ・エッジ
(岡崎京子著、宝島社)


選んだ理由

 現実感のなさを感じている人に、紅白の時間に、是非! 息苦しさを感じないまで、現実感がなかった時に、なんとなくその理由がわかって、安心できる1冊。でも、生きていかないといけないので、どうせなら、ジャンプの世界の中みたいに生きた方が楽しいから、紅白終わって、年が明けたら、走って、ジャンプ買いにいって、ジャンプ読もう!

総務省情報通信経済室長

今川 拓郎



トヨタの上司は現場で何を伝えているのか
(若松義人著、PHP研究所)


選んだ理由

 仕事で同僚に助けられることがますます多くなってきたが、上司としての自分を客観的に反省するうえで、本書の「言葉」がとても参考になる。

情報セキュリティ大学院大学教授 兼 横浜市CIO補佐監

内田 勝也



告白
(井口俊英著、文芸春秋)


選んだ理由

 新刊ではないが、1995年に発覚した大和銀行NY支店の債券ディーラの書いた書籍。 最近、国内で発生している耐震偽装や食品不正表示、汚染米の問題等を考えると、問題の根は同じように感じている。「もぐら叩き」的対応は、何も解決せず、閉塞感をもたらすだけでは?根本的な対応方法を考える必要があるのではないだろうか?即ち、どこに問題(リスク)があり、その仕組みをどの様にチェック(監査)していくかを考えることの重要性を教えてくれている。

デジタルメディア コンサルタント

江口 靖二



次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの
(湯川鶴章著、ソフトバンククリエイティブ)


選んだ理由

 メディアの最前線で取材を続けた湯川鶴章氏の「叫び」とも言える書。 マスメディアとソーシャルメディアがどのような関係をこれから再構築していくかを氏の発信するメッセージを通じて受け取ることを是非おすすめしたい。

中央大学大学院戦略経営研究科助教

折田 明子



最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
(ジェームズ・R・チャイルズ著、草思社)


選んだ理由

 トラブルが発生して現場がテンパってしまったとき、その状況を打開するのは、案外途中から参加してきたメンバーだったりする。人は非常事態に陥ると、思考が硬直したまま集中力が高まり、予想外の事態に対してどんどん悪くなる行動を取ってしまう傾向があるようだ。では、人を追い詰めるのは何か。時間か、予算か、体力か。この本では50あまりのケース(原発事故、ビル倒壊、飛行機事故など)を紹介しながら、巨大な事故がどのような事実の積み重ねから発生したか、もしくは食い止められたかをドキュメントとして描いている。その瞬間には最適な解と思われたことが、最終的にどのような結果を招くのか。やや物騒なタイトルの本だが、年末年始に一年を考えるうえで、ぜひご紹介したい一冊。




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