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更新:6月18日 07:00デジタル家電&エンタメ:最新ニュース

地上デジタル放送 ブラジル、日本方式を採用

 【サンパウロ=岩城聡】ブラジル政府は地上デジタル放送の規格で日本方式を採用する方針を固めた。18日に日本から東芝、ソニー、NECなどの関係メーカーと総務省、経済産業省の担当者が現地を訪れて最終協議し、月内にもルラ大統領が発表する見通し。海外のデジタル放送で日本方式の採用は初めて。ブラジルを突破口に中南米に日本方式が広がる可能性もあり、日本メーカーが放送機器販売で攻勢をかける好機となりそうだ。

 ブラジルでは日本と欧州が規格売り込み合戦を続けていた。今年4月に日本方式を採用した際の技術協力や半導体工場建設の可能性を探る実地調査を行う覚書にブラジルと日本政府が調印し日本方式が優位に立った。ブラジルでは放送業界を中心に携帯電話などでも安定してデジタル放送が受信できる日本方式の採用を求める声が多かった。ブラジルのデジタル放送関連の市場規模は200億ドル(約2兆3000億円)といわれる。日本メーカーは今後、アナログからデジタル対応型テレビへの買い替えや、専用チューナーなど放送機器の需要開拓を目指す。

[2006年6月18日/日本経済新聞 朝刊]

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