更新:10月16日 16:54デジタル家電&エンタメ:ゲーム
「プレステ3」予約受付で攻防戦・少数限定、情報流出も
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の次世代ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」が11月11日の発売日まで1カ月を切り、一部の販売店やオンラインショップで予約受付が始まった。ネット通販大手のアマゾンジャパンは16日午後7時に予約受付を開始、他のネット通販会社でも今週中に開始するところが多いという。日本での初回出荷10万台という限られた台数を巡り、ショップと消費者の攻防も激しくなっているようだ。 アマゾンジャパンの通販サイト「amazon.co.jp」では、16日午後7時から1人1台限定の先着順で予約を受け付ける。ただし予約を受け付ける専用サイトのURL情報は、あらかじめ「予約お知らせメール」の配信を申し込んでいた利用者だけにしか通知されない。このお知らせメールの申し込み受付はすでに終了しており、amazon.co.jpのサイト内にも入り口は設けられない。このため、URLを知らない人は実質的にアマゾンでは予約注文できないことになる。アマゾンでは「予約お知らせメール利用者に優先的に伝えたかった」(広報担当)と説明している。 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)子会社が運営する「ツタヤオンライン」(TOL)でも「まもなく予約受付を開始する予定」(同社)という。60GBのHDDを搭載したモデルはオープン価格で、ツタヤオンラインでは20GBモデル(4万9980円)より1万円高い5万9980円で予約を受け付けるという。ただし、初回出荷は数量限定ですぐ売り切れが予想されるといい、「発売日当日は難しいが、追加入荷の予想される2週目以降であれば手に入りやすいかもしれない」(広報)という。 SCEが運営する通販サイト「PlayStation.com」では予約受付は未定だが、「限定数ということもあり、始めるとしたら大々的な告知はせずウェブサイト上でひっそりと受付を開始する予定」(広報)だという。 リアルの小売店舗での予約も一部では始まっている。ゲオではすでに初回出荷予定数は予約で売り切れ。ツタヤでも一部店舗で予約を開始しているという。大手量販店のビックカメラやヨドバシカメラでは今のところ、予約を受け付けるかどうか未定としている。 PS3はブルーレイ・ディスク(BD)の主要部品である半導体レーザーの生産遅れで、日本での初日出荷は10万台、年内の出荷予定も100万台と当初の計画より少なくなっている。このため、コアなゲームユーザーの間では、いち早く予約情報を入手しようと競争も激しくなっている。 ある流通企業系の通販サイトでは、まだ公開するはずではなかった仮作成中の予約受付用ページのURLが流出。「当然入り口はつくっていなかったが、どうやらユーザーがURLをいじっているうちに発見したようで、いろいろなブログに貼られてしまいました」(広報担当)と困った様子。流出したURLのページは複数あり、60GBモデルの価格が7万9800円や6万9800円などとなっているが、「実際にはそれよりかなり下げる予定」という。 PS3の出荷数はSCEが店ごとに割り振りしているという。アマゾンのゲーム担当者は執筆しているブログ「amazon.co.jpゲームブログ」の中で、SCEから連絡を受けた初回入荷数量について、「少ない……少なすぎるよ……」と感想をコメント。ある大手販売店でも「7対3で60GBモデルのほうを多く入荷したかったが、60GBと20GBで同数の入荷となった」という。 [2006年10月16日/IT PLUS] ● 関連記事● 記事一覧
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