テレビの待ち受け画面か サムスンの「Content Library Flash」

<拡大> サムスンが展示した「Content Library Flash」 |
米ラスベガスで開催された「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2009」で、韓国サムスン電子はテレビに番組や映画、ゲームといったコンテンツを表示していない時のコンテンツ「Content Library Flash」を展示した。(江口靖二)
メーカーとしてのサムスンが自社のテレビを巨大なデジタルフォトフレームに見立てて、高解像度の写真や料理のレシピ、環境音楽のようなBGMを提供するという至ってシンプルなサービスだ。コンテンツは内蔵されたフラッシュメモリーにインターネット経由でダウンロードする。日本の携帯電話メーカーが自社機種用に待ち受け画面や着メロのようなコンテンツを提供しているのと同じだ。

<拡大> 「Content Library Flash」の説明パネル |
写真を誰かとシェアするようなインタラクティブ性はない。日本のメーカーがアクトビラなど複雑なサービスを提供しているのとは対照的だが、何もしていない時の機能としては十分なものだ。
昨年のCESでは大画面テレビを「可変できる壁」にするという提案が目立ったが、確かに何も映っていない大画面テレビの真っ黒い画面ほど部屋の中でムダなものはない。テレビの省電力化により、省エネニーズといかに両立させるかがポイントになりそうだ。
[2009年1月13日]
-筆者紹介-
略歴 1986年慶應義塾大学商学部卒、慶應義塾大学新聞研究所修了、日本ケーブルテレビジョン(JCTV)入社。技術局、制作局、マルチメディア室、経営企画室を経て開発営業部長。CS、BS、地上波の番組制作、運用を経験。00年AOLジャパン入社、コンテンツ部プログラミングマネジャー。02年プラットイーズ設立に参画し放送通信領域のコンサルティングに従事。08年独立。現在デジタルサイネージコンソーシアム常務理事、慶應義塾大学DMC機構研究員、シェフィーロ取締役などを兼務。
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