インテル「Core i7」のデモでPCの未来が見える【動画あり】
米ラスベガスで開催された「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2009」で、インテルは昨年11月に発売した最新プロセッサー「Core i7」の強力なパワーをベースにしたデモンストレーションを披露した。(江口靖二)
透明なアクリルパネルにフィルムを貼り付け、プロジェクターでフィルムに対して映像を投影すると、画像が半透明の空間に表示される。プロジェクターやフィルムの性能は年々上がっているため、とても明るく見やすい。
フィルムの下には「アンテナ」と呼ぶ装置が付いており、微弱な静電容量の変化を検出することで、座標情報を取得している。この座標情報とマシンパワーによって表示される映像は、リアルタイムで3次元的に動かすことができる。さらに動画オブジェクトもこれに追従してくる。まさにSF映画のワンシーンのような光景が目の前に展開される。
ディスプレーとキーボートは確かに普及しているが、本来の人間の動き方からすればかなりの不自然を強いられる。半透明な空間上に表示される映像はプレゼンテーション、教育、エンターテインメントなどでこれまでにない表現を可能にするに違いない。
マイクロソフトが次期OSである「Windows7」に採用するインターフェース「surface」でも分かるが、より人間に近い形で私たちの生活に入り込んでいこうとする開発の一つの方向性を実感できた。すぐ隣に並んだネットブックのようなユビキタスコミュニケーションツールとは全く違う方向に向かっていくのだろう。
いつの日かキーボードやマウスを見て人々がこれは何だと驚く日が来るに違いない。
[2009年1月13日]
-筆者紹介-
略歴 1986年慶應義塾大学商学部卒、慶應義塾大学新聞研究所修了、日本ケーブルテレビジョン(JCTV)入社。技術局、制作局、マルチメディア室、経営企画室を経て開発営業部長。CS、BS、地上波の番組制作、運用を経験。00年AOLジャパン入社、コンテンツ部プログラミングマネジャー。02年プラットイーズ設立に参画し放送通信領域のコンサルティングに従事。08年独立。現在デジタルサイネージコンソーシアム常務理事、慶應義塾大学DMC機構研究員、シェフィーロ取締役などを兼務。
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