更新:8月4日 11:29ビジネス:最新ニュース
ドリームワークス4−6月期、「マダガスカル」好調で黒字転換【WSJ】ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米アニメ映画制作会社ドリームワークス・アニメーションSKG(NYSE:DWA)が3日発表した4−6月期決算は、「マダガスカル」のDVD販売と有料テレビ放送の収入が好調で、黒字転換した。前年同期は、「シュレック2」のDVD販売不振が打撃となっていた。 純損益は、1370万ドルの黒字、1株利益は13セント。前年同期は370万ドル(1株当たり4セント)の赤字だった。売上高は2倍超の7490万ドル。 4−6月期の純利益のうち、1株当たり1セントは税効果によるものだった。調査会社トムソン・ファースト・コールがまとめたアナリスト予想平均は、1株利益2セントだった。 ドリームワークスは、最新作「オーバー・ザ・ヘッジ」が年内の業績をけん引するとしている。5月19日の劇場公開以降、世界での興行収入は2億7800万ドル。ただ、10−12月期のDVD発売までは、この作品にかかわる収入はほとんど計上されないという。 同社によると、4−6月期末までの「マダガスカル」のDVDとビデオの販売は、返品と将来の返品見通しを加味し、1890万本。同四半期の売上高の3790万ドルを占めた。 それでも、2004年公開の「シュレック2」の売上高に700万ドル及ばないという。この作品は、劇場公開では大ヒットしたものの、DVDは大量に返品された。 電話会見で同社は、ドリームワークス設立時に出資しマイクロソフト(Nasdaq:MSFT)の共同創業者であるポール・アレン氏が、株式追加売り出しの権利を行使したかどうかについてはコメントを避けた。同氏は、6月1日から来年12月までの間に株式を売却する権利を持っている。ドリームワークスは、アレン氏がいつ権利を行使するのかを公表する義務はなく、売り出し申請時に公表すればよいとしている。 ドリームワークスの次の大イベントは、11月の「フラッシュト・アウェイ」の劇場公開。同社は、この作品の劇場公開費用は1億2500万−1億7500万ドルと、平均的な範囲に収まるとみている。事前の費用が通常よりややかさんだものの、最終段階での臨時支出は少なくなる見込みだという。同社が1作品の制作にかける費用は通常1億3000万ドルで、興行収入の7−9%をタレントやパートナーへの支払いに充てている。 同社株の3日終値は、前日比0.63ドル(3.01%)安の20.30ドル。 [2006年8月4日] ● 記事一覧
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