更新:3月3日 07:00ビジネス:最新ニュース
電機大手、太陽電池を一斉増産、京セラ倍増国内電機大手が太陽電池を一斉に増産する。世界3位の京セラは計400億―500億円を投じ、2010年度までに生産能力を倍増させる。最大手のシャープは今月中に生産能力を約2割増やす。温暖化ガスの排出削減に向け欧州を中心に発電用に需要が急増しており、世界シェアの計約5割を握る国内各社はいち早い増産でコストを低下、普及を加速する戦略だ。 京セラは滋賀八日市工場(滋賀県東近江市)で太陽電池の基幹部品を生産し、年産能力は発電量換算で現在240メガ(メガは100万)ワット。段階的に設備を増強し、10年度には計500メガワット程度に引き上げる。国内外の組み立て工場も拡充。現行より発電効率が約5%高い新製品の投入や、同じ量のシリコン原料でより多くの製品を生産できるよう薄型化を進めて供給能力を高める。 シャープは基幹部品の生産拠点である葛城工場(奈良県葛城市)に約30億円を投じ、近く年産能力を600メガワットから710メガワットに引き上げる。英国の組み立て工場の能力も倍増。05年度で約1600億円の太陽電池の売上高を10年度に5000億円に増やす考えだ。三洋電機も400億円をかけ国内外で増産を計画。三菱重工業も生産能力を3倍近くに高める方針だ。 [2007年3月3日/日本経済新聞 朝刊] ● 記事一覧
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